後期高齢者医療制度の実施を中止させよう 【Library TOPへ】 私の町内会の健康づくり No.13
いさりび 2007年11月 第284号より
100歳以上の高齢者が全国では初めて3万人を超えた。道内でも100歳以上が1457人で女性1206人、男性251人となっている。ちなみに道南は116人で女性102人、男性14人、最高齢は109歳である。「超高齢化社会」とも呼ばれる所以である▼日本の平均寿命は82歳で世界1。これは本来誇るべきことではないだろうか。戦争が起きて、貧しくて、病院もなく不衛生だったらありえないことだろう。戦後65年、現憲法のもとで、平和を守り、人権を守り、医療、福祉を充実させてきた成果だと思う
▼しかし、日本の政府は、長年、国づくりをささえてきた高齢者を大事にしない。老年者控除廃止による増税、医療費窓口負担の引き上げ、療養病床の廃止、そして今度は後期高齢者医療制度をつくり保険料を年金から搾り取るという。「長生きしたらダメですか」、高齢者のやりきれない声が聞こえる。高齢者医療制度の中止を求める運動を大きくひろげよう
▼地域医療の崩壊が叫ばれ、医師の「編在」ではなく「不足」ということがようやくわかりかけてきた。英国では90年代の低医療政策によって医師、看護師不足が深刻化し、入院待ち患者が130万人になるなど医療崩壊が起こった。その後、医師、看護師を増やし医療費を1.5倍化する政策に転換している。アメリカ型の医療政策の誤りに早く気づき、国民の命と健康に責任をもつことこそ「品格」ある国家、日本になれるのではないだろうか。
投稿者: 道南勤医協 | 登録日: 2007年11月 1日
