【 道南勤医協Library TOPへ 】
江差診療所 3月末で入院機能を廃止し、外来と在宅機能を充実
江差診療所の入院機能は、開設当初より「困ったときの最後の拠り所」として役割を担ってきました。しかし、限られた医師体制と経営的な面から、入院ベッドの運用が難しくなってきました また、入院対象も、軽症で介護度もあまり高くない方に限られ、地域の要求に見合った入院機能の維持は困難と判断しました。2009年3月31日で入院ベッド17床を廃止し、無床診療所となります。今後、入院については、地域の医療機関との連携を強めます。
かかりやすい外来に施設改善
介護事業所、友の会事務所も移設
○外来診療室、待合室、リハビリ室をリニューアルします
労災医療を2階中心に展開し、リハビリ機器も増設します。外来周りの改善・充実(点滴台の確保、余裕のある外来待合室、プライバシーに配慮した問診など)を行います。
○介護事業所を診療所2階に移します
訪問看護ステーションはまなす、ヘルパーステーションゆいっこ、居宅介護支援事業所ゆいっこを2階に配置し、在宅医療や介護サービスを強化します。24時間対応可能な訪問看護についても検討します。
○友の会室を診療所内に移します
○薬の院外処方を具体化します
高齢者住宅等を新たに検討
高齢化がすすみ、独居または高齢者夫婦の多い南桧山地域で、介護施設や医療と自宅の中間的な機能は、今後も必要とされます。社員・友の会、NPOなど地域の力も借り、地域の中で高齢者住宅等を検討・具体化します。
稜北クリニック 相談・問診室、暖房機を増設
クリニックの待合室が変わりました。従来の看護師問診室は、車イスが入らないなど手狭でした。療養相談や栄養指導など、オープンのフロアで説明しなければならないこともあり、ご不便をかけておりました。
待合室内に、新たに2つの相談・問診室ができ、患者さんのプライバシーにも配慮した造りになっています。また、暖房機を2機増設し、待合室の寒さ対策も万全となりました。飲み物の自動販売機も移設しています。
(クリニックの待合室に増設した相談・問診室)
地域協同基金に引き続きご協力ください
皆さんから寄せられた地域協同基金で、今年度は左記の医療機器などを購入しました。ご協力ありがとうございます。
・可動式免荷装置(体を支え、歩行訓練を行う機器稜北病院リハビリ室)
・重心動揺計(体のふらつきや、めまい・平衡障害を検査する機器 稜北病院検査室)
・エアコンの設置(稜北病院通所リハビリ、レントゲン室)
・視力計(江差診療所)
・レントゲンフイルム自動現像機の更新(八雲ユーラップ医院)
今後、江差診療所の改修工事や稜北病院でCTスキャンなど医療機器の購入が予定されています。引き続き、地域協同基金にご協力ください。
無利子一定期間(3年間、その後更新)お貸しください。
お問い合わせ・申し込みは、道南勤医協本部、最寄りの病院・診療所までお願いします。
(地域協同基金で購入した可動式免荷装置を使った歩行訓練)
投稿者: 道南勤医協 | 登録日: 2009年3月1日