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体を動かして ⑦ 足元からつくろう元気な体
皆さん、ご自分の足の裏を見ていますか?
足には、体を支えるため、骨と筋肉からなる3つのアーチの構造があります。
親指と小指の外側にある2つの縦アーチ(内側のアーチは土踏まずといっている部分です)、それから親指の付け根から小指の付け根の甲に、カーブを描くようにある、横のアーチです。
これらのアーチはふらつきを抑え、体を支え、歩くときの衝撃などを抑えてくれるバネの役割を果たします。筋肉が衰えたりするとこのアーチが低下して、ふらつきや、つまずきが多くなったり、膝や腰にも痛みを出る原因となります(図1参照)。
今回は土踏まずを元気に保つ運動を紹介します。
ふらつく心配がある方はテーブルなどにつかまって行ってください。また、たって行うのがつらい方は椅子に座って行ってもいいです。自分にあった方法でまずは行ってみましょう。
【ポイント】
ひざは伸ばしたまま、リズミカルに。
両足の指のつけ根付近を曲げて、かかとを上げ、ゆっくりとかかとを下ろします。
自分が気持ちよく感じる強さとペースで、リラックスしてリズミカルに上げ下げし、繰り返します。
ふくらはぎやもも等、脚がだるくなるまでは行わないで下さい。
投稿者: 道南勤医協 | 登録日: 2009年7月1日