道南勤医協第48回通常社員総会開催


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道南勤医協の第四八回通常社員総会が、5月17日に、花びしホテルを会場に行われました。

 総会では、 1.受療権を守る運動を地域に広げ、解散・総選挙で医療・介護制度を改善させよう。 2.安定した経営基盤をつくり、将来展望を切り開く、新中期事業計画を策定しよう。 3.友の会とともに、健康づくり、助け合い活動を広げ、安心して住み続けられるまちづくりをすすめよう。 4.全日本民医連綱領改定の討議に全社員、職員が参加しようの4つのスローガンを掲げ、2008年度の医療活動を振り返り、2009年度の活動方針を確立しました。
 堀口理事長は挨拶の中で、情勢について「『公立病院改革ガイドライン』によって病床削減や診療所への移行を迫られる病院は、道南で5つの病院が対象になっている」ことや、「日本の医療費が先進国の中でも、対GNP比で極端に低く際立っている」ことなど指摘しました。
 全体討論では、19人から発言があり、特別報告が3人、文書発言が2人からありました。派遣労働者の実態、地域医療を守る取り組み、訪問リハビリテーションや友の会の取り組みなど、生き生きとした報告がありました。
 討論のまとめで沢田専務理事は、「受療権を守る運動として、稜北病院での『無料・低額診療制度』も活用し、6月15日から7月14日までの1か月間、『命を守る』地域訪問月間を友の会と一緒に取り組み、衆議院の解散・総選挙が間近に迫る政局のもと、医療・介護制度を改善させる絶好の機会として、地域や現場の声を政治に届ける活動を広げよう」と、呼びかけました。

社員総会発言から

派遣労働者の実態 函館北社員支部 古岡 友弥

 30代の青年が派遣労働者として本州の工場で働いていましたが、3ヶ月で体の調子を悪くし、休んだらクビになりました。
  なんとか函館に戻ってきましたが、仕事もなく、函館駅で1週間水だけで生活をしていました。いろんな支援を受け、生活保護も受けられるようになりました。
その後しばらく連絡がとれなくなっていましたが、今は刑務所に入っています。
  どん底に落とされてしまった人が、セーフティネットもなく、路上生活になるか、自ら命を絶つか、犯罪者になるか。なんの支援もなければその3つしかないんじゃないかと思います。今まで以上にネットワークが必要ですし、道南勤医協のみなさんも社保協に結集して行っている、路上生活者調査・支援をさらにすすめることが求められているのではないかと思っています。

地域医療を守る取り組みを 南桧山社員支部 小野寺 真

 「公立病院改革ガイドライン」によって公立病院のベッド利用率70%を3年連続下回ると、ベッド数の縮小、経営を民営等に移譲することなどが求められます。道立江差病院も対象になり、南桧山地域でも大きな問題となっています。道立江差病院では、今ある198床のベッドを3年後には53床を減らして、病床稼働率を上げる計画です。
昨年5月の「地域医療を守ろう・道立病院を守ろう江差集会」後に、「南桧山の医療と福祉を考える草の根の会」が結成されました。「医師任せ、病院任せではない、自分たちで自分の健康を守っていくのだ」ということと、「安心して住み続けられる地域づくりは、病院を守っていくことになる」ということを基本にした運動をすすめたいと思っています。

投稿者: 道南勤医協 | 登録日: 2009年7月1日

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