健康あらかると ウォーキングを楽しむために 1 ~膝関節の構造と変形性膝関節症~

 みなさん、外に出るにはとても気持ちの良い季節になってきましたね。ダイエットや運動をするために、ウォーキングをする方も多いと思います。

そこで今月は、ウォーキングにとても重要な膝関節の構造と変形性膝関節症の病態、それを予防するための運動について、来月と2回に分けてお話します。これを読んでみなさんも楽しくウォーキングを行い、素敵な体を手に入れましょう。

 今月は、膝関節の構造と変形性膝関節症の病態についてお話します。

正常な膝関節と変形性膝関節症

1.変形性膝関節症とは?

 膝関節の軟骨がすり減り、関節炎や変形を生じて、痛みなどが起こる病気です。

2.正常の膝関節と変形性膝関節症

(1)正常の膝関節

 関節の表面は軟骨で覆われており、衝撃を和らげたり、関節の動きを滑らかにしたりしています。また、滑膜から分泌される関節液が関節をスムースに動かす潤滑油と軟骨の栄養の役割を果たしています。

(2)変形性膝関節症

 初期では、軟骨の磨耗が生じますが自覚症状はありません。中期では、軟骨の磨耗がある程度すすみ、膝の曲げ伸ばしや立ち上がり、歩行時の膝にかかる負担が増加し関節炎が生じます。関節炎が進行すると膝に水がたまる症状が出現します。
 進行期では、軟骨の磨耗がさらに進み骨棘(こつきょく)といった骨そのものの変形が生じます。
 この状態では、膝を動かすだけで痛みが出現し日常生活において大きな障害となります。

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投稿者: 道南勤医協 | 登録日: 2009年10月1日

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