稜北病院に新しいCTスキャンを導入~より精密な検査が可能に

 9月24日稜北病院のCTを新しい16列マルチスライスCTに更新しました。その性能について、綱渕放射線技師長に聞きました。

検査時間が短縮・高鮮鋭画像に

 16列マルチスライスCTは、検出器が1回転する間に断層画像を最大16枚撮影するため、従来の1回転1枚撮影のCTに比べて断然撮影速度が増し、撮影時間が短くなりました。また、検出器の小型化により0.5ミリ厚の断層画像の撮像が可能になりました。

広範囲の撮影が可能に

 撮影時間が短縮したこと、さらに回転速度が速くなったことで、撮影時の息止めが短くなり、以前のCTより容易に撮影範囲が広がりました。

マルチスライスCTで血管造影が可能に

 断層画象が0.5ミリ厚になったことにより、造影剤を使用したCT検査で細い血管を描写する事が出来るようになり、大がかりなカテーテルを使用した血管造影検査と対等の画像が容易に作れるようになりました。

3D(立体)画像で解り易い画像

 このほど、マルチスライスCT装置の他に画像作成専用コンピューターを導入しました。  血管の3D画像、靭帯や骨の3D画像、胃や大腸の表層画像などが、以前のCTとは比べ物にならないほどの高鮮鋭な画像が可能となり、医師にとっては、判別しにくい患部の観察が容易になりました。さらに患者さんにも、立体画像の検査説明によって、理解しやすくなると思います。

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腹部大動脈立体画像(正面)

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腹部大動脈立体画像(側面)

投稿者: 道南勤医協 | 登録日: 2009年11月1日

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