後期高齢者医療制度は、即刻廃止してください

 「今すぐ廃止に」の国民世論に後押しされ、昨年6月、民主党を含む野党四党で、後期高齢者医療制度を今年4月に廃止し、老人保健制度に戻す法案を参議院で可決しました。

 しかし、民主党連立政権が発足すると、新たな「高齢者医療制度」をつくるまで、廃止しないと言い出しています。
 年齢だけで区切り、別の制度に移して重い負担と差別医療を押し付ける世界に例を見ない仕組みは、すぐにでも廃止する必要があります。1973年から10年間、70歳以上の方の医療費窓口負担が無料だった時代がありました。後期高齢者医療制度では、保険料を1年以上滞納すると保険証取り上げの対象にもされています。「後期高齢者医療制度の廃止を求める緊急請願署名」にご協力ください。

来年4月には保険料値上げ
平均で年間保険料97,000円の試算も

 保険料は2年に一度見直され、厚生労働省は10月26日に2010年度、11年度の保険料について、約10.4%増加すると試算を発表しました。単純計算では、現行の平均保険料約86、300円が95、200円に引き上げらます。医療費や75歳以上の人口増加率を加算すると、9万7千円台になるという試算も出されています。

「後期高齢者」のレッテルはがして

 75歳で区切るのは差別されているようで、今でも納得できません。それに他健保の人が支援金を出していると聞くと心苦しく肩身が狭いです。保険料は2年毎の見直しで、来年4月には改定され、「1割近い値上げ」の報道もあります。被用者保険の扶養家族から後期高齢者医療制度に移された人や、低所得の人などの保険料軽減措置の期限も切れ、このまま続くと大幅な負担増になりそうです。
 今すぐに廃止して、元の老人保健制度に戻すべきです。1日も早く「後期高齢者」のレッテルがはがれて、普通の老人となり、安心してかかれる医療制度で暮らしたいです。

昭和友の会 吉田正蔵

10・22中央集会に参加して

 10月22日に東京で行われた中央集会に道南からは三名で参加してきました。

 1日目は、参議院議員会館で、全労連副議長の小松民子さんの講演がありました。社会情勢の厳しい実態や経済問題、派遣切りや医療現場の問題、非核平和などお話していただきました。

 2日目の午前は、衆議院会館で議員要請行動。議員不在のため、秘書に要請内容と訴えを行いました。
 午後からは、日比谷公園野外音楽堂での10・22中央集会に参加。会場は、全国から集まった5000人の参加で溢れかえっていました。民主党、社会民主党、日本共産党の各議員から集会への激励挨拶や各組合・協会代表から現状を交えての挨拶、各界トークなど、「今現在の社会的危機をともに乗り切るために頑張ろう」といったコメントに胸を打たれました。集会最後は参加者全員でシュプレヒコールを厚生労働省に向かって行いました。

 全国からの参加者の熱い思いを感じることができ、今後の運動に生かしていきたいと感じた2日間でした。

稜北病院通所リハビリ 丸田 宗広

投稿者: 道南勤医協 | 登録日: 2009年12月1日

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