2010年 医療・介護制度を再生させる年に

 明けましておめでとうございます 今年もよろしくお願いいたします


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江差診療所の改修、稜北病院のCTスキャンの更新

 江差診療所では、外来や在宅機能を充実することとし、昨年3月末で入院機能を廃止しました。5月に改修工事を行い、待合室・診察室・リハビリ室をリニューアルし、「待合室が明るくなった」など、患者さんからも好評です。12月からは薬の院外処方せんの発行を行っています。


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(5月に改修した江差診療所の待合室)

 稜北病院ではCTスキャンを10月に新機種に更新し、血管やじん帯、骨などの立体画像を用いて、理解しやすい検査説明が可能になりました。今年の春までには稜北病院三病棟を改修し、療養環境の改善を行います。

 院所の改修や医療機器の購入には、みなさまからご協力いただいた地域協同基金や協力借入金を活用させて頂きました。ありがとうございます。引き続きご協力をお願いします。

 5月からは訪問リハビリテーションを開始し、回復期リハビリテーション病棟を退院し自宅で療養している患者さんなど多くの方に、ご利用いただいています。9月には、日本リハビリテーション医学会研修施設として認定されました。

「命を守る」地域訪問

 稜北病院では、経済的な理由で病院にかかれない方を対象に、医療費の減額または免除を行う第二種社会福祉事業の「無料・低額診療制度」を、4月から実施しています。6月15日から一ヵ月間、「命を守る地域訪問月間」にとりくみました。「命を守る」ポスターを函館市役所、市内スーパーなどに張り出し、「医療費が心配で病院にかかれない方」の相談活動も行っています。

 ポスターを見た飲食店経営者から相談を受けました。この方は脳梗塞で倒れ収入がなく、医療費の支払いに困っていました。相談の結果、医療費の減免を実施しています。


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(命を守る地域訪問行動)

友の会無料大腸がん検診

 10月~11月の「まちづくり月間」では、友の会に800名を超える方が新たに入会するなど、大きな成果がありました。今回は、無料大腸がん検診にも取り組みました。受診者は2000人を超え、検診結果で陽性反応の方が約9%あり、二次検査をすすめています。「大腸がんの摘出手術を行ったが、早期発見のため、一ヵ月半で通常の生活に戻ることができた」などの事例もありました。各院所では、大腸がん検診と合わせて特定健診を受診する友の会員さんが増え、健康づくりの取り組みが広がっています。

新3ヵ年計画と研修医を受け入れ

 今年は、新三ヵ年計画を策定し、その実践の年になります。今後の医療や介護事業の方向を定めて、地域になくてはならない道南勤医協を目指します。リハビリや家庭医療の専門研修の受け入れなど、研修医を受け入れる準備もすすめています。友の会活動を通し、魅力的な研修ができるよう、皆様のお力をお借りしたいと思います。

 新政権に対して、医療・介護をはじめ、社会保障の充実に向けて、働きかけることが大切です。7月には、参議院選挙があります。医療・介護制度の再生を実現させる絶好のチャンスになります。

 安心して住み続けられるまちづくり運動などあらゆる活動を社員・友の会の皆様と共に大いにすすめたいと思います。


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(介護の日(11・11)の街頭宣伝署名行動)

新たな情勢のもとさらに一歩前進を
 ~患者・利用者さんの心に寄り添い、やさしい地域作りをはじめよう~


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北海道民主医療機関連合会 会長 浅沼 建樹

 新年おめでとうございます。昨年は皆さんの頑張りで歴史の歯車をひとつ前に動かすことができました。自公政治を終わらせて、新たな政治状況を作りあげるという大きな前進をかちとることができました。これは国民的な大きな勝利と言えますが、一方で大きな責任も生まれています。すでに「母子加算の復活」「肝炎患者救済」などの具体的な成果も生まれていますが、歯がゆい思いでいることも事実です。私達国民の要求を高く掲げながら政府に実行をせまる運動を強めてゆく必要があります。この間の政治の動きを見ているとそのことを痛感します。
 今年は参議院選挙があります。夏の選挙を視野に入れて大きな運動をすすめてゆきましょう。

 昨年は年越し派遣村が新年早々話題を呼び、その運動は全国に広がりました。年は変わっても日本の経済状況はあまり良くなっていません。むしろ最近はデフレ基調や円高などさらに危険な様子さえ出てきています。

 こんな中で医療や介護をめぐる状況は私達提供する側にとっても、患者さん、利用者さんにとっても大変厳しいものがあります。しっかりとスクラムを組んで安心して利用できて、安心して続けられる医療・介護の実現に向けて心ひとつに前進してゆきましょう。

今こそ友の会の運動と発展を


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道南勤医協会友の会連絡会 会長 天下井 清

 あけましておめでとうございます。地域要求の掘り起こし、医療懇談会、健康づくり、学習会などを積極的に取り組み、友の会活動を楽しく行いながら会員や「いつでも元気」誌の拡大をするという2009年まちづくり月間は職員の方々や各友の会皆さんのがんばりで、会員拡大の目標が達成されました。この月間では、十勝勤医協、同友の会の活動に学んで、私たちも大腸がん無料検診に取り組んだことが良かったと思います。40歳以上の友の会会員に無料検診のお誘いを職員と共に地域訪問ができたこと、何より友の会会員の健康を守るという直接的運動に発展した事は喜ばしいことです。

 また世話人交流会では「民医連と友の会」、「憲法と平和と医療」の分科会で友の会の意義と医療・介護・福祉の充実のためには戦争のない平和社会の必要性、憲法9条、25条の大切さが語られました。

 衆議院選挙での民主党の圧勝で政権交代が国民の期待のうちに実現しましたが、後期高齢者医療制度の廃止や社会保障費増額などの私たちの願いは、手をこまねいていては実施されないでしょう。友の会の運動と発展が今こそ求められています。

 人間味あるふれあいをとおして、心豊かな、安心して健康に住み続けられるまちづくり運動に今年も手をたずさえて頑張りましょう。

投稿者: 道南勤医協 | 登録日: 2010年1月1日

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