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健康あらかると コレステロールを抑える食事のコツ
調理師 水野 成志
コレステロールについて
コレステロールや中性脂肪がたまると、いろんな病気になったりすることは、よく知られています。最近では、メタボリックシンドロームという言葉がよく使われていますが、内臓に脂肪が付く、いわゆる「内臓脂肪型肥満」の場合、高脂血症、高血圧、糖尿病など、様々な病気の原因となることが分かっています。
コレステロールを抑える食の基本
食事面でコレステロールを下げるには、アミノ酸により脂肪燃焼を効率よくするのがポイントです。アミノ酸を摂るための効果的な食事としては、高タンパク質な食事です。肉や魚、豆類、乳製品などは、特に良質なタンパク質とされています。ご飯、納豆、焼き魚、お浸し、豆腐、みそ汁、といったメニューで、1日に必要なアミノ酸のほぼ半分を摂取することができます。
【コレステロールが多い食品】
鶏卵(卵黄)・うなぎ蒲焼・(鶏・牛・豚)のレバー・牛タン・うずら卵・あなご・わかさぎ・ほたるいか・生うに・ししゃも・甘エビ・たらこ・牛もつ・鶏もも肉・手羽・砂肝などです。
【コレステロールを増やす飽和脂肪酸の多い食品】
バラ肉やロース肉に多い脂身・鶏の皮・ベーコン・チーズ・生クリーム・バター・ラード・バターや生クリームをたっぷり使った洋菓子などです。
ここからは摂りたい食品です。
【コレステロールを減らすのに役立つ食品】
ブロッコリー・芽キャベツ・青菜・ピーマン・れんこん・ごぼう・切り干し大根・納豆・きのこ・海藻
【コレステロールを減らす飽和脂肪酸の多い食品】
青背の魚・オリーブ油・ごま油などの植物油
【善玉コレステロールを増やす青背の魚】
さば・さんま・ぶり・いわし・まぐろ(とろ) アミノ酸とともに食物繊維もコレステロールの吸収を妨げますので、積極的にとるようにしましょう。
投稿者: 道南勤医協 | 登録日: 2010年3月1日