NPT(核不拡散条約)再検討会議 核兵器のない世界に

 NPT(核不拡散条約)再検討会議が、5月にニューヨークの国連本部で開催されます。オバマ大統領は、昨年4月に行ったプラハ演説で、核兵器を使用した唯一の国としての「道義的責任」を認め、「米国は核兵器のない、平和で安全な世界を追求していくことを明確に宣言する」と、述べています。

 今回の再検討会議は、オバマ演説の後に開催されることもあり、核兵器の廃絶に向けて大きな前進が期待されています。この会議に向けて、日本から1200万筆の「核兵器のない世界を」署名を集める取り組みが広がっています。道南勤医協の職員が2名参加します。

ニューヨーク行動に参加するにあたって

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 5年前のNPT再検討会議では議論が進まず、いまだに核の縮小は実現されていません。オバマ米大統領の核廃絶構想に後押しされ、核廃絶運動が活性化している今、2010年のNPT再検討会議では、どこまで核廃絶に近づけるかみなさんの期待が高まっていることと思います。
 私も核廃絶を願う一人として、ニューヨークで、世界に向けて核廃絶が平和な未来には必要であることを、みなさんの分までアピールをしてきます。核廃絶に向けて伝えたい気持ちがあるかたは是非、声を聞かせてください。多くの方の意見をもってニューヨークに行きたいと思っています。

海外の運動を肌で感じてきます

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 昨年4月、プラハでのオバマ大統領の演説以来、平和運動への注目度が変わってきました。
 毎年、5月末には、「国民平和大行進」が函館入りします。北海道最終地での集会を終えると、交流会を行いますが、その中で通し行進者の方が「自治体の対応が去年までとまったく違う。非常に好意的」と話します。
 8月6日には、市役所を出発して函館駅まで行進、原爆投下時間の8時15分に黙祷する『おはよう平和行進』を実施していますが去年は北海道新聞と函館新聞が写真付きで報道しました。  このように、長年平和運動にかかわっている私にも変化が実感できます。今ほど核兵器廃絶が現実的に思える時はありません。
 そうした中で行われるNPT再検討会議です。51歳になって初めて海外へ行くことになりましたが、ニューヨークでは先輩たちが長年積み上げてきた反核平和運動の成果と海外の皆さんの運動を肌で感じてきます。核兵器廃絶への歴史的な会議となるよう、代表団の一員として大いにアピールしたいと思っています。

NPT(核不拡散条約)

 1970年に発効した国際条約。日本では1970年に条約に署名し、1976年に批准しています。この条約は、アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国の五ヶ国を「核兵器国」と定め、「核兵器国」以外への核兵器の拡散の防止と各締約国による誠実に核軍縮交渉を行う義務を規定しています。
NPT再検討会議は5年に一度開催され、核軍縮などの義務を果たしているかどうかを検討する目的で開催されます。

投稿者: 道南勤医協 | 登録日: 2010年4月1日

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