まちづくり月間(10月~11月) 助け合い活動を広げて

「絆の家」が心の支えに 函館市 高木タマノさん(88歳)

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 「『タマちゃん、今日も来てたの』と、声をかけてくれるのが楽しみで」。天気のいい日は、電動三輪車で時任町から20分かけて参加します。「昨日、きゅうりと白かぶの漬物を作って、持ってきたんです。この暑さで、ちょっとすっぱくなってしまったけれど。みんなから、『おいしい、おいしい』と言われるから、その気になってね」と。みんなに会えるのを楽しみにしながら漬物を作っています。長い間、独り暮らしの高木さんにとって、月2回の「コーヒーで結い」と月2回の「ミニデイホーム絆の家」が、なによりも楽しみにしているそうです。「他人事とか近所のことではなくて、たわいのない話だけど、テーブルを囲み、みんなで輪になって話すことは楽しいですよ。耳が遠くなって、話の半分も聞こえないけれど、みんなが笑っている顔を見ているだけでも笑わされてしまうんです。」

 要支援二の認定を受けていますが、電動三輪車の貸与を受けると、ヘルパーサービスを受けられるのは週一回に限られます。洗濯や掃除などの家事を行うことも何かと大変です。「『絆の家』に連絡し、寝込んだ時には食事を届けてもらったり、ついでの時に寄ってもらい、洗濯物を干してもらったりしています。独りで暮らしていますが、『絆の家』が心の支えになっています。ギリギリになるまで独りでやっていきたいな」と、元気に話します。
 「コーヒーで結い」、「ミニデイホーム絆の家」は、きずな健康友の会で運営されています。

独り暮らしでもこの街が好きです 江差町 川上 笑子さん(75歳)

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 「NPO在宅福祉支援ゆい」の配食サービスを週二回利用しています。「独りで暮らしているので、どうしても偏った食事になるし、食事をつくるのも億劫になりがち」でしたが、配食サービスを利用して、「味は控えめで、おいしいですよ。今日はサバの塩焼きですが、この前は煮つけが入っていたり、メニューも豊富です。お弁当が届くのも楽しみですが、『今日は何かな』と、ふたを開けるのも楽しみです」。

 隔週で行っているミニデイの「ひだまり」と「ぬくもり」にも参加しています。「友の会の新年会、お花見交流会や懇談会などに、友の会の役員さんが車で誘ってくれるので、よく参加しています。交流会の終わりには、いつも輪になって『千恵っ子よされ』に合わせて踊るのも楽しみです」。

 江差には13年前に本州から移り、8年前、ご主人が亡くなりました。「内地の家族は、『戻っておいで』と言ってくれますが、内地に戻ってもこの年になってから友だちをつくるのも大変だし。友の会のお世話になりながらの独り暮らしですが、この街が好きです」と笑顔で話します。
「NPO在宅福祉支援ゆい」で行っている配食サービスやミニデイなどの事業に、江差友の会の役員を中心に、20数名の友の会員がボランティアで参加しています。

投稿者: 道南勤医協 | 登録日: 2010年10月1日

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