まちづくり 月間地域の声を聞きながら仲間増やし、「何かあったら、気軽に相談して」

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【写真】体の様子はどうですか」と問いかけ、友の会入会をすすめる桜ケ丘友の会の本間透副会長

 桜ケ丘友の会では、地域の声を聞きながら仲間増やしをすすめています。副会長の本間透さんに取り組みについてお聞きしました。

 訪問先では「体の様子はどうですか、病院にかかっていますか」と問いかけ、病気のことや生活で困っていることなどを伺うように心がけています。「腰や足の痛みはあるけど、僅かばかりの年金なので、病院にかからず我慢してるんだ」など、時には相談へと発展することもあります。
 本間さんは、「訪問先で不安な顔で相談を話し始める方が、ホッとした顔つきになり、帰りに『また来るね』と笑顔で言えたときに、友の会活動をやっていてよかったと思う」「友の会で学んだことを、少しでも多くの人に伝えたい。学んだことが役に立てば」と、話します。本間さんが仲間増やしの取り組みで、相談を受けた事例の中から、二つの事例を紹介します。

収入がなく2年半も受診できず

 Aさん(男性・60歳代)は、長年勤めていた会社が倒産。本州の派遣の仕事に就きました。 仕事中に胸が痛みだし、急性心筋梗塞で入院。ステント治療(細くなった心臓の血管を風船状のもので血管を広げる)を行いました。入院に伴い、派遣の仕事は解雇になり、地元に戻るも仕事がなく貯金を取り崩しての生活。退院の時に定期通院の必要について説明を受けていましたが、就職できず、収入がないので、地元に戻っても2年半以上も受診せず、内服薬も中断のままでした。
 稜北病院の医療福祉相談・連携課に連絡を取り、稜北病院に検査のため入院。現在は月一回の通院と、「緊急人材育成・就職支援基金事業」の訓練・生活支援給付金を利用して、再就職への準備をしています。

生活保護は周りのことも気になって

 独り暮らしの80歳代の方を訪ねると、無年金で、数年ごとに支払われる生命保険の給付金でやっと生活をしている状態。「葬式のことが一番心配」「生活保護は、周りのことも気になり、受けることは考えてこなかった」と言います。「今まで大変な思いをして働いて税金を払ってきたんだから、困った時は受けようよ。大切なのは今の生活や健康だよ」と話したことに勇気付けられて、「役所に相談して、生活に見通しがもてた、安心した」と電話が入っています。

投稿者: 道南勤医協 | 登録日: 2010年12月1日

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