体を動かして (25) 骨粗鬆症の予防


 骨粗鬆症は、鬆(す)が入ったように骨の中がスカスカの状態になり、骨がもろくなる病気です。多くの人は加齢とともに、骨密度が減ってしまいます。また、骨粗鬆症の患者さんの80%以上が女性といわれています。女性ホルモンの一種であるエストロゲンは、骨の新陳代謝に際して骨吸収をゆるやかにし、骨からカルシウムが溶けだすのを抑制します。閉経後、エストロゲンが減ってしまうと、骨吸収のスピードが速まり、骨形成が追いつけず骨がもろくなってしまうのです。


 骨粗鬆症は自覚症状の乏しい病気です。背中が丸くなる、身長が縮むといった症状は徐々に起こるためなかなか病気であると気がつきません。骨粗鬆症による骨折から、要介護状態になる人は少なくありません。丈夫な骨を保つために、階段を使ったり散歩をするなどして運動量を増やすだけでも効果があります。また、「体重をかける」ことが非常に効果的です。(体操①)

すぐにできる背筋チェック

まっすぐ立ち、鼻と胸、耳、肩、腰の位置関係をチェックしましょう。

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耳、肩、腰骨が一直線に並ぶ。

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鼻が胸より前に出ている。

①骨を強くする体操(フラミンゴ体操)

 フラミンゴのように片足で立ちます。すぐに支えられるよう、壁やテーブルのそばで行います(つかまりながらでも可)。片足に負荷を与えることで骨を強くする効果があります。

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(左右10秒ずつ×五セット)

②背筋を伸ばす運動

 頭のうしろで手を組みます。両肘をできるだけうしろのほうに引き、息を吐きながら胸を張ります。

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投稿者: 道南勤医協 | 登録日: 2011年3月1日

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