「道南・青森家庭医療フォーラムイン函館」開催 ~「家庭医療」を学ぶ研修医や指導医など集い~


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「道南・青森家庭医療フォーラムイン函館」が1月22日に函館市医師会病院講堂を会場に行われ、医師・医学生26名をはじめ60名が参加しました。フォーラムでは、北部東京家庭医療学センター長の藤沼康樹先生による「家庭医療学とは」の記念講演と、道南・青森地域で家庭医療研修を行っている医師から、研修報告がされました。

藤沼康樹先生による記念講演「家庭医療学とは」
 藤沼先生の講演では、「家庭医研修のある1日」について、乳幼児健診や小児の虫さされから、慢性疾患の患者、下痢などの急性疾患、巻き爪の治療など幅広い診療の様子や訪問診療の様子を、写真を使いながら紹介されました。家庭医療とは、臓器別に診る専門医とは違い、患者さんを長い人生のかかわりや家族・地域でのかかわりの中で接し、病気を診ていくことと話されました。診察の中でも「問題があれば、いつでも相談に来て」と話しかけています。「家庭医はとりあえず、なんでも相談にのることが大切」と話されました。

稜北病院の餌取医師が研修報告
 稜北病院の餌取諭医師のほか、松前町立松前病院、あおもり協立病院で後期研修を行っている研修医から研修報告が行われました。餌取医師から報告された外来診療での症例を基に、地域医療研修としての症例の深める視点や、まとめる方向性など、様々な視点から意見交換が行われました。
 参加者からは「家庭医とは何か、専門医はもちろん、総合診療医との違いが理解しやすく、自分も他の人に説明する際に参考にしたいと思った」「身近で家庭医の研修を行っている人が少なく、他病院の研修の状況を感じることができ、よい刺激になった」(研修医)、「講演で『家庭医のコアとは何か』について聞けたことが個人的にすごくプラスになった。将来、家庭医として地域に貢献したいと思っているが、どのような教育を受ければいいのかについても考えさせられた」(医学生)などの感想が寄せられていました。
道南・青森地域で家庭医療研修を行っている医療機関によるフォーラムは初めての企画でした。今回のフォーラムでは、横倉医師が実行委員長を務め、稜北病院医局が事務局として運営にあたりました。

投稿者: 道南勤医協 | 登録日: 2011年3月1日

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