体を動かして (33)  円背を予防する体操

 高齢になると、円背になる方が多いです。それにより様々な弊害も伴ってくるため、円背を予防する体操を紹介したいと思います。  円背とは、背中全体がなだらかに丸くなった状態(高齢者に多くみられます)をいい、閉経後の女性に高率に起こります。円背の原因は様々ですが、背中が丸まることで、腰痛や胸腹部の圧迫、姿勢が格好悪くなると落ち込む、重心がつま先の方にいくため小刻みな歩き方で疲れやすい、転びやすい、高いものに手が届きにくいなど様々な支障がでてきます。また、前傾姿勢を修正しようと膝を曲げるため、膝の屈曲拘縮や膝関節周囲筋の筋力低下も招きます。 歩行時の注意点としては 1、可能な限り膝を伸ばして歩く 2、股関節を大きく動かしてつま先をあげて歩く。こうすることで、小さな段差につまずくことを予防できます。 背中反らし体操1 1、椅子に腰かけ、両手を腰に添えます。
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2、大きく息を吸いながら、両手で腰を前方に押し、首を反らします。このとき、肩甲骨を引き寄せるようにします。
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背中反らし体操2 1、椅子に腰かけ、両手を首の後ろで深呼吸しながらゆっくり両肘を開き、肩を組みます。
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2、張るように背中を反らします。
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1日に、それぞれの動作をまずは、10回程度から行いましょう。回数は、自身の状態に合わせて決めていきましょう。

投稿者: 道南勤医協 | 登録日: 2011年12月1日

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