地域と力を合わせて

道南勤労者医療協会 理事長 堀口 信

 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
 昨年は、東日本大震災による大津波、そして原発事故と未曾有の事態が起こりました。函館でも津波被害があり、翌日には、在宅の患者さんの安否確認を行い、医療班として、函館の避難所をまわりました。また全日本民医連に結集し、被災地の医療支援や生活支援、除染ボランティアに道南勤医協からも派遣しました。11月には、函館に避難されている福島からの被災者を対象に相談会を開催、病気で避難できない家族の医療費の相談などにのっています。引き続き被災者に寄りそった支援と、原発ゼロ、大間原発建設反対など地域と力を合わせた取り組みを強めたいと思います。

 野田政権は、「社会保障・税一体改革」と称して、更なる国民負担と公的給付の削減を図り、社会保障の財源を消費税で賄う方針を打ち出しています。これは、社会保障の改善の名のもとに消費税の引き上げを恒常化するものです。TPPの参加反対と合わせて、取り組みを強めましょう。
 今年は、医師をはじめ人材の確保や組織の強化、医療の質の向上、経営力量の引き上げなどを課題とした「稜北病院の新築事業を展望する三か年計画」の最後の年になります。昨年は餌取医師に続き、研修医の川俣医師を迎えました。地域医療研修や札幌医大の学生実習も受け入れ、医学生とのつながりを強めています。あらゆる活動を社員・友の会の皆様と共にすすめていきましょう。

健康は病院に守ってもらいましょう

道南勤医協友の会連絡会 会長 天下井 清

 あけましておめでとうございます。でも、めでたさも中位なりおらが春(一茶)というところです。昨年は3月11日の東日本大震災の発生で、2万人以上の命が奪われた大津波の恐ろしさと多くの人が助け合い再起をはかる姿を映像で見ました。日本人の良さと政府の力の無さを実感させられました。一方で福島第一原発の事故によって何十万人の人々が生活の場を奪われ、改めて放射能の恐ろしさを思い知らされました。この降って湧いた天災と人災に日本中の人が心を痛めたことでしょう。
 このどさくさにまぎれて、TPPや沖縄基地問題、消費税増税、年金・子ども手当ての減額、憲法審査会の開始などが進められ、注意していないと見過ごしてしまうばかりです。
 私もこの10年来、血糖値、肝臓機能値の悪化を何となく見て見ぬふりをしてきましたが、友人知人の死亡通知が届く中、ようやく友の会さわやか健診を受けて、その愚かさに気付かされました。自分の健康は自分で守ると言いますが、親や学校の先生の顔色を気にしながら遊ぶ子どものように、病院の先生の指導の下で病気と付き合っていくのが一番良い健康法のようです。そのためには先ず病院と仲良くなること、道南勤医協病院を良く知ることが、友の会会員それぞれの健康を守り、安心して健康に住み続けられるまちづくり運動の第一歩なのかなと今さらながら、肝に銘じています。今年も宜しくお願い致します。

学習を行い、全国の仲間たちと連帯して

北海道民主医療機関連合会 会長 浅沼 建樹

 新年明けましておめでとうございます。
 日頃のみなさんの熱意あふれる、真心のこもった活動に心から敬意を表します。
 今年も力を合わせて患者さん、利用者さんに寄り添いながら、弱者に優しいまちづくりの視点で日々の実践を強化していきましょう。
 さてみなさん、昨年は未曾有の大震災と原発事故で被災地はもとより、日本中を巻き込む大変な事態が発生しました。今なお仮設住宅で30万人もの人々が生活し、ガレキの処理のメドも立っていません。福島原発はその収拾のメドも立たずに、多くの原発労働者が大変な危険の中で作業を行っています。周辺で生活していた人は避難生活を余儀なくされ、多くの人々が被ばくの恐怖の中で生活を送っているのが現状です。今後も息の長い支援が必要になります。知恵を出し合い、創意工夫をしながら支援の輪を広げていきましょう。福島の人たちにとっての一番の支援は〝脱原発〟の大きな流れを日本中で巻き起こしていくことだと思います。北海道は、〝泊〟〝幌延〟〝大間〟など多くの問題となる関連施設を抱えています。
 学習をしっかり行いながら、全国の仲間たちと連帯し力強く運動を進めていきましょう。

投稿者: 道南勤医協 | 登録日: 2012年1月1日

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