共同浴場「いつでも元気」完成 五稜郭地区友の会の運動実る

五稜郭改良団地共同浴場管理運営委員会 理事長
五稜郭地区友の会 青柳 シサさん

 4年前、市営住宅の住民で78歳の方から「近くに銭湯が一つもなくなり、困っている」という声があり、市に共同浴場を設置してもらう運動が始まりました。地域の銭湯が次々となくなり、半径一キロ圏内に銭湯がなく、バスに乗ったり、自転車や徒歩で行っていました。

 五稜郭市営住宅にお風呂を作る会では、「みんなで銭湯に行こう!存続させる会が市を動かす」(「いつでも元気」2006年2月号)などを学習しながら、取り組みをすすめてきました。アンケートや署名を集めたり、対市交渉を行い、4年間取り組みを続け今年8月に、「共同浴場いつでも元気」が完成しました。入浴料は420円。曜日で男女の入浴を分けています。

 お風呂に入っていると、「4年間の疲れを癒してください」と背中を流してくれた方がいて、疲れがいっぺんに吹っ飛んでしまうほどうれしかった。下駄ばきでお風呂に行けるなんて、夢にも思ってなかったことです。住民の運動はすごいですね。

 お風呂ができてからは、毎日、お風呂に入った人数を気にしています。管理運営委員会で、開ける前の準備、番台、閉めた後の清掃など当番制で担当しています。将来的には管理人を雇いたいと思っていますが、一ヵ月の収支がどうなるか数ヵ月は様子を見ていこうと思っています。

 今後は、お風呂の衛生管理の学習会を予定しています。衛生面も含め、大切に管理し、運営したいと思っています。住民の宝ですから。

歩いて行けるので助かります

五稜郭地区友の会 内藤 義男さん

 今までは車で銭湯に行っていましたが、歩いて行けるので助かります。男性のお客さんが少ないので、ゆっくり、のんびりと入っています。ゆっくり入ると体が温まって、家に帰っても体はポカポカしています。何回か入っているので、顔見知りの人もできました。

 当番でお風呂の掃除を担当しています。慣れてきたので1時間くらいで終えるので、あまり負担にはなっていません。利用者がもっと増えればいいのにと思っています。

お風呂が憩いの場になれば

五稜郭地区友の会 向井 美弥子さん

 当番で番台に座ることがあります。「いらっしゃいませ、ありがとうございました」も慣れないと難しいですね。「お風呂よかったよ」と笑顔で言ってくれるお客さんから、元気をもらっています。「今までバス代もかかっていたから、今日は500円払うね」というお客さんもいて、うれしいですね。

 この団地には一人暮らしの高齢者も多いから、お風呂が憩いの場になればと思っています。

投稿者: 道南勤医協 | 登録日: 2012年11月1日

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