健康あらかると 糖尿病 冬でもできる運動

作業療法士 田中 綺乃

【糖尿病とは】

 血液中のブドウ糖を上手く取り入れる事ができなくなり、血糖値が高くなる病気です。

 ブドウ糖をコントロールしているインスリンが不足したり、上手く作用しないとブドウ糖が細胞に取り込まれなくなり、血糖値が上がってしまい、慢性的に高血糖になるのが糖尿病です。

【糖尿病の種類】

 糖尿病は1型、2型、遺伝子異常やその他の病気が原因となるもの、妊娠糖尿病の4つのタイプに分けられます。日本で約95%は2型糖尿病で、内臓脂肪の増加や運動不足による肥満、遺伝、ストレス、食べ過ぎなどが原因といわれています。

【治療法】

 糖尿病は網膜症、神経症、腎症などの合併症を伴う場合があり、これらの合併症の発症と進行を防止するためには体重や血糖値、血圧などのコントロールが大切です。そのためには食事・運動・薬物療法の3つが治療の基本となります。

【屋内ウォーキング】

 この時期は寒さから外出する機会が減り、運動不足になりがちです。そのため今回は屋内で可能な運動を紹介します。

  1. 1.その場でウォーキング
     まず、背筋を伸ばして立ち、その場で深呼吸をしながらウォーキングを行います。そして、手を振って足を上げ、その状態で2秒キープし、静かにゆっくりと足を下ろします。これを左右10回ずつ、その日の体調に応じて2~3セットを行います。
  2. 2.ステップウォーキング
     背筋を伸ばしてまっすぐに立ちます。前・後・右・左と軽いステップを踏みます。1分を1セットとして2~3セットを行いましょう。
  3. 3.踏み台ウォーキング
     踏み台や段差を利用し、片足ずつ段に上がり、両足が上がったらまた片足ずつ降ります。体力に応じて1分を1セットとして2~5セット行います。
    (写真①~④参照)
踏み台昇降

☆注意点として、1セット行ったら休憩を挟み、また滑らないように気をつけ、運動前にはストレッチを行いましょう。その日の体調に合わせて無理のない範囲で行うとよいといわれています。

投稿者: 道南勤医協 | 登録日: 2014年2月1日

▲このページの先頭へ

© 医療法人 道南勤労者医療協会