民医連道南ブロック友の会 第17回世話人活動交流集会

地域包括ケアを考える機会に

 10月3日に民医連道南ブロック友の会世話人活動交流集会が開催されました。会場の北斗市「かなでーる」には道南各地から友の会員・職員、89名が参加し、地域包括ケア、友の会の役割を考える機会になりました。

講演 「新しい総合事業とまちづくり」

函館市生活支援コーディネーター 函館市地域交流まちづくりセンター長
丸藤 競 氏

 函館市内では高齢者が多い地域、逆に若者が多い地域などまちの状況は大きく違うように、その地域にあったきめ細やかなサービスは何なのかを考えていかなければなりません。

 介護保険制度が改正され、要支援1・2の方の新しい総合事業は自治体がすすめることになりました。このことは、より地域の特性にあった形で支援することが可能になったということです。制度をどんどん活用していくことが、いい地域を目指すという考えです。

 生活支援、介護予防に関しては、地域の人全員が参加して、お互いに助け合いまちをつくっていこうということです。地域住民がどんな状態になっても、ふれあいの絆のなかで、自らの能力を最大限生かし、生きがいをもってその人の尊厳が保たれる、それがめざす地域像です。

 そのためには誰もが、いつでも気軽に集まれる場所が必要ですし、いろんな組織が協力することが必要です。つねに今何が足りないか見極め、地域で困っていることは何か、必要なことは何かをていねいに話を聞き、みんなで決めることができるようにしていきたいと思います。

 先進事例として、島根県雲南市の「小規模多機能自治」、愛知県高浜市の「健康自生地」など、健康づくり、市民参加の取り組みがあります。

 さいごに一番の基本は、人「交」密度を上げることです。人と人とが交わることは人口が減っても上げることができます。まさにあいさつができる関係づくりが第一歩です。介護予防制度、新しい総合事業とは、市民主体のまちをつくるためのチャンスと考えます。今回の制度改正で、それをやっていくことで結果として日本一の福祉のまちになるわけです。そのための土づくりを一緒にできればと思います。

分科会 認知症サポーター養成講座など多彩なテーマで交流

 分科会は「平和と原発」「安心して住み続けられるまちづくり~居場所づくり・健康づくり」「認知症サポーター講座」「太極拳、初心者コース」「男の料理教室」の5つの分科会がおこなわれ、「健康づくり」「高齢者支援・ボランティア活動」などについて学び、交流しました。

 「認知症サポーター講座」では北斗市内の2人のキャラバン・メイト(介護支援専門員)が講演。認知症についての病気の理解や予防についての考え方、「驚かせない」「急がせない」「自尊心を傷つけない」など認知症の方への対応方法について学びました。「認知症についての基本学習ができた」「次回は軽度認知障害について詳しく知りたい」などの感想が出されました。受講者には「オレンジリング」が渡されました。

まちづくり月間 成功へ

 まちづくり月間推進本部の舩木幸子事務局長から新稜北病院建設を成功させるために、建設資金確保運動に取り組むことや、友の会員600名の仲間増やし、高齢者の実態を把握するための地域訪問の成功などの行動提起がありました。

投稿者: 道南勤医協 | 登録日: 2015年11月1日

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