健康あらかると 骨塩検査を受けた方からよく聞かれる質問

稜北病院放射線科 綱渕

1 【腕を測定しただけで骨密度が解るの?】

 骨密度の測定部位は原則として腰椎または大腿骨近位部とします。

 国際的には、これらの部位での測定値が基本となっています。また、複数部位で測定した場合には、より低い値を採用することとします。
これらの部位での測定が困難な場合は橈骨(手首)で測定してもよいです。
(2012年骨粗鬆症治療ガイドラインより抜粋)

 測定値がYAM(若年成人平均値20~44 歳)の80%未満を骨粗鬆症と判定します。体全部の骨を測定する事は有りません。

1 腰椎測定器

腰椎測定器

2 橈骨測定器

橈骨測定器

2 【値が低いと薬を飲まないといけないですよね?】

 骨粗鬆症の治療薬としては、ビスフォスフォネート、ラロキシフェン、活性型ビタミンD3、カルシトニン、ビタミンK2、イプリフラボン、カルシウム剤などがあります。これらの薬は、吸収される骨量を少なくしたり、新しくつくられる骨量を増やしたりする働きがあり、骨粗鬆症治療に有効な薬物として広く使われています。

 また、カルシウムの多い食品を取り、毎日こまめに運動して骨に負荷をかけ、適度な日光浴でビタミンDを補充するなど、予防に有効な方法は治療効果を促進し、丈夫な骨を作るため、薬のみに頼らなくてもよい場合があります。

投稿者: 道南勤医協 | 登録日: 2015年11月1日

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