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このままでは療養病床がなくなる!

今回の診療報酬改定について
 4月の診療報酬改定の特徴の1つは、長期にわたる治療が必要な患者さんが入院する療養病床の診療報酬体系を大幅に引き下げたことです。公称3.16%のマイナス改定といわれていますが、

当院の療養病棟の診療報酬の当てはめでは20%を超える収益減となる試算となり、医療機関の存続そのものが脅かされる状況となっています。実際、根室市では唯一の療養病床を持つ病院が閉院する問題も発生しています。
 政府は、今国会に医療制度「改革」法案を提出し、関連法案として、現在38万床ある療養病床を2012年までに15万床まで削減する法案を提出しました。現在、特別養護老人ホームの待機者が34万人にもいる中で、療養病床を23万床削減することは、医療や介護を必要とする患者・利用者から療養し介護を受ける場を奪うものであり、深刻な社会問題を引き起こすことになります。
 もう1つ、今回の改定の影響で、リハビリ医療が疾患ごとに算定制限が設けられ、患者さんにとって従来通りのリハビリ医療が受けられない事態が生まれています。
 今回の診療報酬改定は医療の質の低下を招き、国民が安心して医療を受ける願いを否定するとともに、医療機関の存続を脅かす改悪となっています。
(事務課 早坂 真一)

2006年5月 第266号より

投稿者: 道南勤医協 | 登録日: 2006年05月22日 |

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