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「考えてみませんか? 『自然なさいご』のむかえかた」

リーフレット「考えてみませんか? 『自然なさいご』のむかえかた」をご覧になりましたか
 「考えてみませんか?『自然なさいご』のむかえかた」というリーフレットが5月より、稜北クリニック、稜北病院の待ち合いや病棟などに置かれています。柔らかい感じのピンク色のリーフ、すでにご覧になっている方もいるのではないでしょうか。これは、いざ急変したときの「さいご」の迎え方について、今から少しずつ考えては? というメッセージを受けとめていただきたく、稜北病院の倫理委員会がつくったものです。

 「さいご」という言葉でどきっとされた方、遠い先のことなので現実感がないと考える方も多いかと思います。しかし、誰にでも必ず訪れる「さいご」です。
 この「自然なさいご」という表現は、私たち、倫理委員会がつけた呼び名で、一般的には「心肺蘇生をしない指示、DNR指示」*と呼ばれています。
一緒に考えませんか
 倫理委員会とは、市内の学識経験者など地域の方と、稜北病院の職員、合計10名で構成しているものです。隔月にひらかれ、私たちの医療現場を取り巻く身近な問題、たとえば終末期医療やガン告知、最近ではセカンドオピニオンなどについて、倫理上の問題を議論をしています。
 委員会で2年前に「DNR指示に関するガイドライン」を作成しましたが、書面上、正式にDNRの確認をとった事例が少ないことがわかり、昨年、あらためて医療現場に活かされるため、見直し作業をすすめました。このリーフもその一環でつくられました。患者さんの人権を尊重したさいご」の迎え方とは何か、みなさんと一緒に考えていければと思います。ぜひ手にとって読んでください。
稜北病院倫理委員会委員
氏家 香菜子

DNR指示とは…
 患者さんが心停止、呼吸停止を起こした場合、通常はいつでも心肺蘇生をおこないます。しかし、ガンのような進行性の疾患で、死の訪れが確実な終末期、老衰末期の患者さんについては、必ずしも心肺蘇生が妥当とはいえない場合があります。このように、心停止、呼吸停止を起こした場合、蘇生の処置をおこなわないことを、ご本人や家族が希望し、医師団をはじめとする医療者側がこれを受け入れて、前もってこれを決定し指示しておくことをDNR指示といいます。

2006年7月 第268号より

投稿者: 道南勤医協 | 登録日: 2006年07月22日 |

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