友の会患者さんに支えられて地域に根ざして30年
地域に足を踏み出し
医療・介護問題など住民に広がる様々な困難な実態をつかみましょう
道南勤医協は今年で創立30周年を迎えました。30年の感謝とお礼を込め、11月まで地域訪問にとりくみます。医療や介護制度の改悪による矛盾が現場の中に現われています。
リハビリをやめたら歩けなくなるんじゃないですか?
4月の診療報酬の改定で疾患ごとに、リハビリを受けられる期間が国により決められてしまいました。4月に改定内容が公表され、患者さんにも1人1人に伝えました。ほとんどの方から「信じられない」という言葉が聞かれました。特に長年、稜北病院に通院されている慢性期・維持期の患者さんからは、「もうリハビリは出来なくなるんですか?」「リハビリをやめたら歩けなくなるんじゃないですか?」など、今後の不安を訴える声が多く聞かれました。今も患者さんは不安を抱えながらリハビリを行っています。
8月いっぱいで慢性期の運動器疾患の患者さんが、リハビリを行えなくなります。九月いっぱいで、慢性期の多くの患者さんがリハビリを受けられなくなります。
先日も「私、動けなくなって、死んでしまうかもしれないね」と笑いながら、冗談とも本気ともとれることを言っていた患者さんがいました。
「いかに患者さんの身体機能を守っていけるのか」と、スタッフも怒っています。
「これじゃ生活できない」区分変更を申請
Aさんは病気のため、家の中は両杖で、屋外は車椅子介助での移動です。それでも、週4回ヘルパーさんに来てもらい、なんとか1人暮らしを維持してきました。
4月、介護保険が変わり、ヘルパーは1回、1時間の短縮。止む無く買い物は共同購入に。入浴は週2回から通所リハビリでの1回に変更。
6月、要介護2から要支援2になり、更にヘルパーを週3回に減らさざるを得ません。しかし、落ちたゴミを拾うこともできないため、これ以上掃除の回数を減らすことは困難です。家事も買い物だけで調理の時間がないため、出来合いの惣菜を買って、1人でも食べられるようにセットしてもらうので一杯です。
Aさんは「これじゃ生活できない」と区分変更申請を行っています。
被害の実態をリアルにつかむとりくみを
小泉内閣の悪政による生活破壊や、医療・介護制度の改悪により地域住民、患者さんに被害が及んでいます。被害の実態を告発し、社会保障改善の運動に生かすことが今ほど求められている時はありません。
地域訪問を旺盛にすすめ、被害の実態をリアルにつかむとりくみをすすめましょう。
