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函館診療所開院前後のころ

 「働くものの医療機関」として多くの方々の支持や協力を受け、1976年5月に道南勤医協が設立され、今年で創立30周年を迎えました。各院所の開院当時の様子について、初代院所長や社員・友の会員さんより原稿を寄せていただきました。

全日自労の血圧検診
開院の頃、続けられていた全日自労の血圧検診

函館診療所初代所長 畑 中 恒 人
 時の過ぎるのは本当に早いもので、法人設立、函館診療所開院から30年がたったのですね。この間、いろいろとご支援をいただいた患者さんや友の会の方々に心からお礼を申しあげます。その頃、私を含め山田さん他の北海道勤医協から派遣されてきた4人の職員はもちろんのこと、長い間「みんいれん」に憧れを抱いていて、あるいは面接で「みんいれん」思想に強く共鳴して民医連運動に合流した職員も、函館・道南に民医連医療を展開する先駆者としての自負と情熱を胸に、「みんいれん」を熱っぽく語り内に外に大車輪の行動を展開しました。  「みんいれん」は、はたらく人々、患者さんの要求から出発する医療を意味します。早朝胃カメラ、夜間診療、慢性疾患管理、訪問看護、地域・職場に出かけての医療懇談会・健診・調査活動などどれもがこの地域では初めての試みでした。地元にはなじみのうすかった「みんいれん」がはじめからこのような医療を道南全体に展開できたのは、共産党や函労会議など民主団体の援助、協力があったからこそのこと。  道南勤医協発展の原動力は、こうした30年前頃の「みんいれん」の原風景の中に見出すことができます。しかし、「みんいれん」の原風景は今も形を変えて創られ続けていると思います。道南勤医協の今後の着実な発展を切に願わずにはいられません。
2006年10月 第271号より

投稿者: 道南勤医協 | 登録日: 2006年10月21日 |

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