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いさりび 2006年11月 第272号より

▼世界の国々には忘れられない日がある。日本人には、忘れられない日は8月15日終戦記念日、それと8月6日と9日の原爆投下の日である

▼9月12日の夜、テレビの特番で9・11同時多発テロの特集を偶然に見た。その番組ではしきりにアメリカ人の忘れられない日は9月11日だと報じていた。テロでの犠牲者数は約3,000人。ところが、報復戦争のイラク戦争では、さらなる犠牲者がでている。アメリカ軍約3,000人、イラク民間人約4万4,000人。報じられていないが、まだまだ間接的な犠牲者は増えているはずだ。一番の犠牲者は、やはりどこの世界でも罪の無い民間人である
▼この5年間で幸運にも生き残った方々などの証言から色々なことが検証され、なぜあのビルが崩落し多数の犠牲者がでたのかなどがわかり、再現ドラマ化され番組に流されていた。番組の結びのほうで司会者がアメリカ軍の新造船中のドック前で淡々とレポートをしていたが、その軍艦はタワービルの鉄の残骸を再利用し、船首の一部へ使用されているとのことだ。理由は9・11を忘れない為だそうだ。このことをアメリカ国民はどう受け止めているのだろうか? 私には衝撃と不思議さだけが印象に残った
▼あれから5年がたち世界中ではいまだにその余波や影響が蔓延している状況だ。忘れられない日が今もどこかで増えつづけているのは悲しいことだ。

投稿者: 道南勤医協 | 登録日: 2006年11月22日 |

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