冬場の健康維持について
理学療法士 笠原 毅
皆様こんにちは、秋も深まりいよいよ寒くなってまいりました。
北海道は冬になると雪が積もり、路面が滑りやすくなり、外出の機会が減ってしまいます。歩く機会が少なくなると、体重が増えたり、下肢の筋力が低下してきます。1日寝たきりでいると1~3%筋力が弱くなると言われています。
年齢が高くなるにつれて、少しの身体能力の変化で転びやすくなります。怪我をするとますます動かなくなり、悪循環でどんどん体が弱くなっていきます。
しかし、毎日少しだけでも、運動することでこれらのことは、防ぐことが出来ます。今日からはじめてみましょう!
いきいき健康体操
立って行うことでバランスが良くなり、転びにくい体を作ります。無理な方は、テーブルなどに掴まってもかまいません。また、立位を取れない方は、椅子に座って行ってください。まずは、はじめることが重要です!健康に美しく春を迎えましょう。
2006年11月 第272号より