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あなたの血液「サラサラ」?「ドロドロ」?
臨床検査技師 滝沢智春
皆さんはテレビや雑誌などで「血液サラサラ」という言葉を聞いたことがあると思います。今や健康な体の血液を表現する代名詞となりました。その反対といえる状態が「ドロドロ血液」です。
血液はもともとドロドロしやすい
本来血液にはある程度の粘り気があります。血液の成分である赤血球は、状態が悪くなると膜が硬くなり、毛細血管を通り抜けることができず、血管を詰まらせる原因になります。
白血球は体内に侵入した細菌や異物などを攻撃し、体を守る大変重要な働きがありますが、粘り気が高い性質があります。
血小板は血管が傷つくと集まって塞ぎ、血液を固める性質をもっています。
体の外に出た血液はすぐに固まろうとするので、血液のサラサラ度を調べるのは、かなり困難なのです。
ドロドロ血液が生活習慣病を引き起こす
血液をドロドロにしてしまう原因に、食べすぎや飲みすぎ、運動不足や睡眠不足、強いストレスや喫煙などの生活習慣が大きく関わってきます。これが一時的なものであれば、問題ありませんが、習慣化してしまうと日々確実にドロドロ血液に向かってしまうのです。
ドロドロ血液は、毛細血管での流れを悪くするばかりではなく、太い血管も脂肪やコレステロールが付着して次第に細くなってきます。これが動脈硬化の始まりであり、このような状態が脳や心臓の血管で起こると、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすのです。
ドロドロ血液は生活習慣病を知らせる危険なサイン。深刻な病気が発生する前にサラサラ血液への改善を図りましょう。
血液ドロドロ度チェック
あなたのドロドロ度をチェックしてみましょう。以下の項目で心当たりがあるものを選んでください。該当数が多いほど、ドロドロの危険度大。危険度の高い方は、ぜひ医療機関でご相談ください。
血液ドロドロ度チェック項目
□揚げ物や肉が大好物。魚はほとんど食べない。
□野菜や煮物はあまり食べない。
□濃いめの味付けでないと物足りない。
□昼食・夕食は外食やテイクアウトの弁当が多い。
□夜食や間食が多い。
□食べ物の好き嫌いは多い方だ。
□甘いものに目がない。
□ほぼ毎日、ビール1本(日本酒1合)以上の酒を飲む。
□たばこを1日に10本以上吸う。
□深夜まで起きていることが多く、いつも寝不足気味。
□運動はあまりやっていない。
□歩くのが面倒で、つい車に乗る。
□肩こりや頭痛に悩まされることが多い。
□疲れているのに眠れないことが多い。
□職場でストレスを感じることが多い。
□最近イライラすることが多い。
□いつも疲れている感じがする。
□いつも血圧が高め。あるいは低血圧気味で早起きは苦手だ。
□健康診断で血糖値やコレステロールが高いと言われた。
□夏でも冷え症に悩まされる。
チェックの数
◎3個以下 今のところ、ほぼ血液サラサラ状態を保っていると言えそうですが、油断は禁物です。
◎4~7個 少し血液ドロドロ状態になりかけているかもしれません。生活パターンを見直してみましょう。
◎8~10個 ドロドロ進行中といえそうです。すぐに生活習慣、特に食生活の改善を始め、適度の運動も。
◎11個以上 危険信号が点滅し、ちょっと心配な状態です。このままの生活習慣を続けていくことは大きなリスクです。
2007年4月 第277号
項目:健康あらかると | 投稿者:道南勤医協 | 登録日: 2007年04月18日 | コメントを書く・読む (0)
「療養病床を考えるつどい」開催される
2月17日
「療養病床を考えるつどい―療養病床削減で道南の地域医療はどうなるのか」(主催:療養病床を考えるつどい実行委員会)が、2月17日(土)にホテルテトラで行われ、200名の参加がありました。「療養病床の今後の行方」と題した中川翼先生(日本療養病床協会副会長、定山渓病院長)の講演、シンポジウムでは、
道南勤医協の堀口信理事長が司会を行い、後藤曄先生(函館厚生院老人保健施設ケンゆのかわ施設長)、高橋肇先生(高橋病院理事長)、村上英之先生(厚沢部町国民健康保険病院長)と、道南勤医協からは大城忠先生が報告しました。
医療難民、介護難民を生み出す危険性を指摘
中川翼先生の講演は、療養病床の果たしてきた役割や、診療報酬での扱われ方、歴史的背景に触れながら、療養病床を削減し、介護施設や在宅サービスに転換する政策のねらいについて説明がありました。
北海道で療養病床を有する医療機関の調査で、昨年7月の診療報酬削減により、90%以上の医療機関が、平均14%収入が減り、経営上大きな影響を受けている現状の報告がありました。療養病床の廃止については、「行き場がなくなり、家族が共倒れになりそう」など、療養病床に入院している患者や家族に行ったアンケート結果を紹介し、医療難民、介護難民を生み出す危険性を指摘し、「国への働きかけと医療、福祉関係者と、各自治体が一緒になってこの問題を考えていくことが必要です」と訴えました。
シンポジウムでの発言
後藤先生は、老人保健施設は、以前、中間施設といわれ、病院と在宅の中間に位置する施設としていたが、今は医療依存度の高い人が多く利用。病院と施設を行き来し、在宅復帰率は2~3割りになっている現状に触れ、在宅復帰に向けた施設でなくなっていることを指摘。
村上先生からは、桧山支庁管内では、奥尻町を除くと厚沢部町しか療養病床がなく、経営的には大変だが、基幹産業である一次産業の家庭では、介護が難しい状況に触れ、療養病床を無くせない地域性について報告がありました。
高橋先生は、地域連携パスを用い、急性期病院との連携を強め、回復期リハビリテーション病棟の展開について紹介されました。
行政、医療・福祉関係者と市民が一緒になって
フロアからの発言では、「家族が困るのは、急性期に入院しても、すぐに退院させられること。胃ろうなどの手術をすると、どこの施設でも受け入れてくれない」「函館では国の政策どおり療養型が削減されると、今ある1100床が450床までに減らされる。
入院患者は、一体どうすればいいのか」「介護施設では医療療養型に比べ月3~5万円負担が増える。年金が減って税金など増える中で療養難民がもっと増える」などの不安と憤りの声が出されました。「函館と厚沢部では地域のニーズも異なる。各地域で、行政、医療・福祉関係者と市民が一緒になって地域に今、何が必要かを考えることが大事など、意見が出されました。
中川 翼先生
大城先生の報告
1998年、一般病棟の約半分を療養型病棟に転換する計画を打ち出した当初、「定額制の診療報酬。限られたスタッフで従来の医療が可能か。獲得してきた技術を生かせない」などの不安の中、新たな職種の介護福祉士の参加で病棟作りが開始。介護度の高い患者さんが増加する中、スタッフは仮眠を取れない状態、患者さんの重症化の不安などに対応しながら業務改善に奮闘。一般病棟との連携、リハビリ科、薬局などの協力、栄養サポートチームなど他職種に助けられ、医療・介護の幅を広げてきた。患者さんの思いに沿った看取りなど、従来以上の医療、介護を実践。「稜北病院は今後、回復期リハビリテーション病棟を展開しますが、培ってきた技術は継続し、また道南全体として、急性期医療と在宅の間には療養病棟が不可欠。守り、発展させる運動に取り組んでいきたい」と話されました。
大城 忠先生
2007年4月 第277号
項目:道南勤医協だより | 投稿者:道南勤医協 | 登録日: 2007年04月16日 | コメントを書く・読む (0)
各地のできごと 2007年4月 第277号より
八雲「ひなまつり食事会」(八雲友の会 小玉 好男)
「共同組織」の役割学ぶ(友の会連絡会 濱田 政義)
函診で「ひな祭り」(函診地域協議会 内田 満子)
函館の格差社会の実態学ぶ(稜北病院 武井 啓二)
八雲「ひなまつり食事会」
3月1日、「ひなまつり食事会」を29名(子ども3名)参加で開催しました。ちらしと素麺で食事、甘酒も出されました。「うれしいひなまつり」を合唱し、美味しく、楽しい時間を過ごしました。食事は職員の分もつくり美味しさを共有、好評を得ました。
(八雲友の会 小玉 好男)
「共同組織」の役割学ぶ
3月7日、友の会連絡会は「共同組織の発展とこれからの課題」をテーマに学習会を開催。橘さん(道民医連事務局次長)の講演では、職員と友の会が一体となり地域住民の様々な要求に基づいて運動を広げ、深めていくことの重要性が強調されました。
(友の会連絡会 濱田 政義)

函診で「ひな祭り」
3月2日、恒例の函診主催「ひな祭り」が開かれ、22人が参加。作りたての桜餅と甘酒を味わいながら、今年は折り紙に挑戦です。お雛様やカーネーション作りに思わず夢中になってしまいました。その後はカラオケ。楽しいひと時でした。
(函診地域協議会 内田 満子)

函館の格差社会の実態学ぶ(2/24)
稜北病院の社保委員会主催で「函館に広がる格差社会の現実」について、日本共産党函館市議の高橋佳大さんを講師に学習会が行われました。ビデオ「小泉構造改革の5年間」の上映で、「函館の現状を知りたい」との職員の要望が出され、今回の学習会を企画しました。
(稜北病院 武井 啓二)

項目:各地のできごと | 投稿者:道南勤医協 | 登録日: 2007年04月10日 | コメントを書く・読む (0)
『函館に109万ドルの夜景を』
稜北9条の会2周年企画
「つぶやきから、9条守れの大きなドラマを作りだせ」のスローガンで、稜北9条の会が始まり、2年が経過。2周年を記念し、函館のラジオ番組(FMいるか)に出演するなど、地域に運動を広げる取り組みを開始。
そんな中で、市民の皆さんと共に平和を考える取り組みを企画したのが、「函館に109万ドルの夜景を…」です。

アイスキャンドルを自宅で作り持ち寄って、シーポートプラザの広場で、「9」の文字を描いて、ろうそくで、あかりを灯しました。当日は、雪も残り、海風も吹く厳しい気候にも関わらず、親子連れの方もあり、約100名の市民が集まりました。
アイスキャンドルは、162個を数えました。
きずな健康友の会のうたう会「きずな」の平和を願う歌もありました。閉会挨拶の中で、堀口先生は「今回のろうそくの火を大きく強く灯し、戦争のできる国づくりをすすめる『国民投票法案』を廃案にさせよう」の訴えに、参加者から大きな拍手が上がりました。
ろうそくの火は、風で何回も消えましたが、平和の想いは消えないな…と感じさせる企画でした。
稜北病院 木村 弘充
2007年4月 第277号
項目:だより2面・3面 | 投稿者:道南勤医協 | 登録日: 2007年04月10日 | コメントを書く・読む (0)
役に立つ暮らしの制度 その2
成年後見制度について
認知症の高齢者や知的障がい者、精神障がい者といった方々など、ご自分で判断する能力が十分でない場合などに、
「自分の家を売却したい」「福祉サービスを受けるのに契約が必要だ」「遺産の分割をしたい」といった時などに、1人で行うには不安がある、1人ではできないといった場合に、これらの方々を保護するための制度として成年後見制度があります。
法定後見制度と任意後見制度
成年後見制度には、法定後見制度と任意後見制度があります。法定後見制度は、家庭裁判所が、本人等の申し立てにより、それぞれの方の状況に応じて「後見」「補佐」「補助」と3つの状況に区分し、それぞれ後見人を選定します。任意後見制度は、本人があらかじめ結んでおいた任意後見契約(公正証書)にしたがって、任意の後見人が本人を援助する制度です。
相談の窓口
成年後見制度については、家庭裁判所に相談の窓口が置かれており、必要な書類や費用などについて説明する家事相談も行っています。また、成年後見制度を利用しようとする時にかかる費用を助成する制度もあります。
2007年4月 第277号
項目:だより2面・3面 | 投稿者:道南勤医協 | 登録日: 2007年04月10日 | コメントを書く・読む (0)
いさりび 2007年4月 第277号より
「氷割り」「海開け」。道南ではあまり耳にしませんが、北海道の早春を代表する言葉でもあります。七飯では、りんごの木の剪定や、畑に撒かれる融雪剤、赤松街道のこも巻きはずしが春を迎える準備です
▼今年は、どのように春を迎えていますか。卒業、進学、就職。団塊世代の方は「これから何をしようか」と、定年を迎えた人も多いことでしょう。胸いっぱいに希望を抱え、春を迎える方も多いでしょう。今年のような記録的な暖冬でも、また、どんなに寒さの厳しい冬でも、春はやってきます。私たちの暮らしにも、暖かい春が訪れているでしょうか
▼1月に所得税の定率減税が廃止され、6月の住民税の定率減税廃止で1.7兆円の増税になります。昨年の定率減税削減とあわせると3.3兆円の増税に。32分の1、113分の1。国保の資格証発行全国一位の神奈川県と福岡県で、一般被保険者と比べた資格証を発行された人の受診率です。格差社会が、命までにも格差を持ち込んでいます。国保世帯の平均所得は、約180万円からこの20年間で160万円と減少。保険料はこの20年間で1人当たり3万9千円から7万9千円と2倍以上に。小池晃議員が先の参院予算委員会で明らかにしました
▼暮らしに春を迎える準備。今年は4年に1回のチャンスを迎えます。先ずは北海道に。続いて各自治体に。そして夏には全国に。さあ、選挙で春を呼び込みましょう。
項目:いさりび | 投稿者:道南勤医協 | 登録日: 2007年04月09日 | コメントを書く・読む (0)
私の町内会の健康づくり No .6
文化祭でサークル活動の取り組みを披露
美原町会
町会にお邪魔した日は、社交ダンスの活動日で、見学させていただきました。
テネシーワルツの曲が流れ、男女ペアを組み、練習中。互いに向き合い、背筋を伸ばし、腕を組み颯爽と踊っています。参加者は「呼吸が弾み、汗ばむ程度の運動量で、心も体も心地よくて」と、社交ダンスの魅力を語っていました。ブルースやジルバにルンバなどの曲でも踊り、レパートリーは豊富です。練習の成果は、11月の町会の文化祭で披露しています。町会館を利用した女性部のサークルは、社交ダンスのほか、輪踊りや健康ダンス(ディスコダンス)などもあり、週1回活動し、町民との交流と健康づくりに取り組んでいます。また、健康講座として、市立保健所の看護師による「転ばないための体力づくり」などの勉強も行われています。
文化部では、ふれ愛スポーツ大会で、パークゴルフなど行い、住民の交流を図っています。この冬には初めて屋内でのパークゴルフが行われ、「ふれ愛スポーツ大会は、冬の運動不足の解消になる」と好評です。福祉部では、8月の敬老祝賀会、11月には独居高齢者を対象に昼食配布などにも取り組まれています。女性部長の平澤さんは「企画づくりは悩みますが、多くの人に参加してもらえるとうれしいですね」と、苦労している点について話されていました。
2007年4月 第277号より
項目:友の会・町内会訪問 | 投稿者:道南勤医協 | 登録日: 2007年04月09日 | コメントを書く・読む (0)